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日本はまだまだ割安!?世界の大都市と比較する東京の不動産価格について

日本不動産研究所(※1)が2018年5月に発表した、世界の大都市の不動産価格を比較する 【国際不動産価格賃料指数】では、東京の港区元麻布のマンション価格を100とした場合に、ロンドン225.6、香港193.9、上海135.4、台北122、ニューヨーク111.5、シンガポール110、北京108.8に次ぐ8位で、世界の主要都市と比較すると、まだまだ割安感があり、世界の投資家たちが日本の不動産市況を狙っている理由がここからもわかってきます。
なおかつ、このたび東京は世界でもっとも住みやすい都市ランキングで1位(アメリカの金融専門誌のグローバル・ファイナンス発表)に選出されています。(ロンドンは2位、ニューヨークは4位)
このランキングは、都市のクオリティを計る物差しとして、【経済力】 【文化的交流】【居住性】【環境】【アクセスのしやすさ】【1人あたりのGDP】【コロナウィルスの死亡者数(100万人あたり)】の8つから選出されています。
東京は、ほとんどの指標で全体的に良好なスコアを獲得しています。また、2020年の生活の質がもっとも高い都市としても1位にランクしています。
コロナウィルスの影響で東京オリンピックが1年延期され、来年の開催自体も危ぶまれる中で、不動産市況の下落が懸念されていましたが、コロナウィルスが世界で大流行している状況下で、国内の感染者数が他国に比べて非常に少なく、コロナウィルスへの国としての対応、マスクを着用して周りに感染させないようにする意識を持っている国民性などが高く評価されたことも結果に繋がったと考えられています。
こういった事からも日本の不動産市況が世界から今まで以上に注目され、ここから更に不動産価値が高まっていく可能性が大いに見込めます。
もちろん、経済大国第3位としてのポテンシャルの高さもまだまだ注目される要因の1つであることは変わりません。終息がまだはっきりと見えない中で不安を抱えることも多いですが、マイナスなことばかりでなく、プラスに作用していく事もある事実が明るい希望の光をもたらせてくれそうですね。


参考までに世界の超高級マンションの不動産価格のランキングの一部を紹介しておきます。
これを見ると、まだまだ日本の不動産価格が割安だと言われることも納得がいきますね。

【世界の超高級マンション価格】

オーパス香港(48億円) ⇒香港の高級住宅街であるザ・ピーク(山頂)にある12階建てマンション。 2012年8月に約48億円で販売が成立しています。
ダンジョンパガーセンター(55億円) ⇒シンガポール国内No1の高さを誇る(64階建て、290m)の上層部にある超高級タワーマンション。 シンガポールの中心地「ラッフルプレイス」から約900mの好立地。
ティンウィ(92億円) ⇒香港の高級住宅街「ミッドレベル」地区に建つ超高級マンションです。2010年に完成し、2015年には当時のアジア最高額となる92億円で販売が成立しています。
One57(120億円) ⇒ニューヨーク市のマンハッタンにある90階建ての超高層マンション。ニューヨーク初の「世帯用高層マンション」です。高さは306mで、432パークアベニュー(96階建て 426.1m)ができるまではニューヨーク市で最高層のマンションでした。
ワンハイドパークペントハウス(260億円) ⇒イギリスの超一等地、ハイドパーク位置する英国一の超高級マンションです。
各国の  VIP達が居住しているため、建物内には防弾ガラス窓や緊急避難用の特殊ルームなど、万全のセキュリティ体制を敷いています。

株式会社T-trust
マーケティング事業部


※1 日本不動産研究所:不動産の鑑定評価などを行う民間団体。